“扇箱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうぎばこ50.0%
せんさう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「御覧のとおり、扇箱おうぎばこでございます。」
元禄十三年 (新字新仮名) / 林不忘(著)
沼田川を渡り入野山中を経小野たかむらきやうなり。辰後一里半田万里市たまりいち。堀内庄兵衛の家に休す。主人みづから扇箱せんさうと号す。常に広島城市に入て骨董器を売る。頼兄弟及竹里みな識ところなり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)