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すつくり
ふりがな文庫
“すつくり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
聳然
50.0%
矗乎
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聳然
(逆引き)
桑畑
(
くはばた
)
の
端
(
はし
)
の
方
(
はう
)
に
薹
(
とう
)
に
立
(
た
)
つた
菜種
(
なたね
)
の
少
(
すこ
)
し
黄色
(
きいろ
)
く
膨
(
ふく
)
れた
蕾
(
つぼみ
)
は
聳然
(
すつくり
)
と
其
(
その
)
雪
(
ゆき
)
から
伸
(
の
)
び
上
(
あが
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
其處
(
そこ
)
らには
枯
(
か
)
れた
蓬
(
よもぎ
)
もぽつり/\と
白
(
しろ
)
い
褥
(
しとね
)
に
上體
(
じやうたい
)
を
擡
(
もた
)
げた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
内儀
(
かみ
)
さんは
聳然
(
すつくり
)
と
立
(
たつ
)
ては
居
(
ゐ
)
るが
到底
(
たうてい
)
枯死
(
こし
)
すべき
運命
(
うんめい
)
を
持
(
も
)
つて
居
(
ゐ
)
る
喬木
(
けうぼく
)
の
數本
(
すうほん
)
を
端近
(
はしぢか
)
に
見上
(
みあげ
)
ていつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
それから八
日目
(
かめ
)
に
村落
(
むら
)
の
者
(
もの
)
が
佛
(
ほとけ
)
を
迎
(
むか
)
へに
提灯
(
ちやうちん
)
持
(
も
)
つて
行
(
い
)
つた
時
(
とき
)
は
刈
(
か
)
り
拂
(
はら
)
はれた
草
(
くさ
)
が
暑
(
あつ
)
いといつても
秋
(
あき
)
らしくなつた
日
(
ひ
)
に
其
(
そ
)
の
生殖作用
(
せいしよくさよう
)
を
急
(
いそ
)
がうとして
聳然
(
すつくり
)
と
首
(
くび
)
を
擡
(
もた
)
げて
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
すつくり(聳然)の例文をもっと
(1作品)
見る
矗乎
(逆引き)
父
(
ちち
)
が
矗乎
(
すつくり
)
と
立
(
た
)
つと……
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
すつくり(矗乎)の例文をもっと
(1作品)
見る
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