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ざつし
それから、くる/\と
卷いてポケツトにさし込んで來た
週刊
雜誌をひろげて、この春に來る外國
映畫のスチルを
眺めはじめた。
が、いつだつたか、或る
雜誌にのつてゐたゴシツプによると、
文藝の
士の
余技の内
玉突と寫
眞とでは
私が
筆頭ださうだ。
因で、
今迄は
毎月三銭かの
会費であつたのが、
俄に十
銭と
引上げて、四六
版三十二
頁許の
雑誌を
拵へる
計画で、
猶広く社員を
募集したところ、
稍百
名許を
得たのでした
われらは、ともすると、
雲に
入つて
雲を
忘るゝ……三
本木は、
柳田国男さんの
雑誌——(
郷土研究)と、
近くまた(
郷土会記録)とに
教へられた、
伝説をさながら
事実に
殆ど
奇蹟的の
開墾地である。