“さんしゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三種33.3%
三首33.3%
算珠33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かように三種さんしゆならかたによつて、私共わたしども見物人けんぶつにんはスエーデンの風俗ふうぞく習慣しゆうかん特質とくしつ十分じゆうぶんにいろ/\の方面ほうめんから研究けんきゆうすることが出來できるようになつてをります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
さて金屬きんぞくうち一番いちばんはや發見はつけんされたのはなんであるかとまをしますと、きんどうてつ三種さんしゆであつたようであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
養生やうじやう榮燿えいやうやうおもふは世上せじやう一般いつぱん習慣ならはしなり。いまへる養生法やうじやうはふは、いかなる貧人ひんじん、いかなる賤業せんげふひとにても、日夜にちやこゝろそゝげば出來できことなり。よつその大意たいい三首さんしゆ蜂腰ほうえうつゞることしかり。
養生心得草 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
等しく生計を立つるが為めなりといへども、然も彼の業は、かの算珠さんしゆ盤上に心転々し、没索ぼつさくたる生活に日夕を埋めて、四時の発落はつらくさへも知らぬが如き非興のものに非ず。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)