“算珠”の読み方と例文
読み方割合
さんしゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
等しく生計を立つるが為めなりといへども、然も彼の業は、かの算珠さんしゆ盤上に心転々し、没索ぼつさくたる生活に日夕を埋めて、四時の発落はつらくさへも知らぬが如き非興のものに非ず。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)