“算盤珠”の読み方と例文
読み方割合
そろばんだま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一々算盤珠(そろばんだま)を弾(はじ)いて、口が一つ殖(ふ)えればどう、二年経(た)って子供が一人産(うま)れればどうなるということまで、出来るだけ詳しく積って見た。
新世帯 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
と手品の算盤珠(そろばんだま)を弾いて見せる訳にはいかなかつた。で、少将は一度手品といふものが見たくてまたらなかつたのだ。
手品師と蕃山 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
踵(かかと)のまがった靴を履(は)いて、紫色の袴(はかま)を引きずって、髪を算盤珠(そろばんだま)のようにふくらまして勝手口から案内も乞(こ)わずに上(あが)って来た。これは主人の姪(めい)である。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)