“ぐわいぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
外部83.3%
外侮16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えうするにかれぐらゐ年輩ねんぱい青年せいねんが、一人前いちにんまへ人間にんげんになる楷梯かいていとして、をさむべきことつとむべきことには、内部ないぶ動搖どうえうやら、外部ぐわいぶ束縛そくばくやらで、一切いつさいかなかつたのである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
しかはる季節きせつ地上ちじやう草木さうもくつた時、どれほどしろしもむすんでも草木さうもく活力くわつりよくうごいてまぬごとく、おつぎのこゝろ外部ぐわいぶからくはへる監督かんとくもつうばることは出來できない。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
吾人はこの人物の何故に斯の如き蛮行を敢てしたるかを説明する事能はずと雖、この事実の我が同胞の未だ成熟せざるを証明し、外侮ぐわいぶを招くべきを見て遺憾なき能はず。