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きやはん
語句 | 割合 |
脚絆 | 77.8% |
脚袢 | 14.8% |
脚半 | 7.4% |
述用意の
雨具甲掛脚絆旅拵へもそこ/\に
暇乞して
門へ立出
菅笠さへも
阿彌陀に
冠るは
後より
追るゝ
無常の
吹降桐油の
裾へ提灯の
灯を
谷底へついて見ると紐のちぎれさうな
脚袢を穿いた若者が
炭竈の側で
樫の大きな
榾へ
楔を打ち込んで割つて居るのであつた。お秋さんが
背負子といふもので榾を背負つて
涸れた谷の窪みを降りて來た。
話して
居る
處へ、
突然、
林の
中から、
半外套を
着た、
草鞋脚半の、
變な
奴が
出て
來た。