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きのこ
ふりがな文庫
“きのこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
キノコ
語句
割合
茸
41.1%
蕈
31.3%
菌
26.4%
簟
0.6%
葺
0.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茸
(逆引き)
三三
白望
(
しろみ
)
の山に行きて泊れば、深夜にあたりの薄明るくなることあり。秋の頃
茸
(
きのこ
)
を採りに行き山中に宿する者、よくこの事に逢ふ。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
きのこ(茸)の例文をもっと
(50作品+)
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蕈
(逆引き)
私が何と云う
蕈
(
きのこ
)
かと尋ねると、これは
楡
(
にれ
)
の木に生えるものですと答えた。少し分けてくださいと頼むと、気持よく承知してくれた。
月夜のあとさき
(新字新仮名)
/
津村信夫
(著)
きのこ(蕈)の例文をもっと
(50作品+)
見る
菌
(逆引き)
しかし公卿理想にしろ、武士の戦争目的にしろ、あんな大量の血をながして、こんな
化
(
ば
)
け
菌
(
きのこ
)
を
巷
(
ちまた
)
に見る気でなかったのはもとよりだろう。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きのこ(菌)の例文をもっと
(43作品)
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▼ すべて表示
簟
(逆引き)
あれは
人間
(
にんげん
)
ぢやあない、
簟
(
きのこ
)
なんで、
御覧
(
ごらん
)
なさい。
片手
(
かたて
)
懐
(
ふところ
)
つて、ぬうと
立
(
た
)
つて、
笠
(
かさ
)
を
冠
(
かぶ
)
つてる
姿
(
すがた
)
といふものは、
堤坊
(
どて
)
の
上
(
うへ
)
に一本
占治茸
(
しめぢ
)
が
生
(
は
)
へたのに
違
(
ちが
)
ひません。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
此節
(
このせつ
)
じやもう
唯
(
たゞ
)
変
(
へん
)
な
簟
(
きのこ
)
だ、
妙
(
めう
)
な
猪
(
いぬしゝ
)
の
王様
(
わうさま
)
だと、をかしいばかりである、おもしろいばかりである、つまらないばかりである、
見
(
み
)
ツともないばかりである、
馬鹿
(
ばか
)
々々しいばかりである
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
きのこ(簟)の例文をもっと
(1作品)
見る
葺
(逆引き)
淺ましくも
竹笊
(
たけざる
)
へ、
醜
(
みにく
)
い
葺
(
きのこ
)
のやうに入れたのが、ざつと二十もあるでせう。
銭形平次捕物控:174 髷切り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
きのこ(葺)の例文をもっと
(1作品)
見る
“きのこ”の意味
《名詞》
きのこ【茸/木野子/木之子/菌/蕈/菇】
菌類のうちで比較的大型の子実体を形成するもの、あるいはその子実体そのもの。菌類が胞子を散布するための構造体。食用とするものもあるほか、毒を含む物もある。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
たけ
くさびら
たかむしろ
じよう
たけのこ
だけ
きん
キノコ
ふか
ふき