きのこ)” の例文
あれは人間にんげんぢやあない、きのこなんで、御覧ごらんなさい。片手かたてふところつて、ぬうとつて、かさかぶつてる姿すがたといふものは、堤坊どてうへに一本占治茸しめぢへたのにちがひません。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
此節このせつじやもうたゞへんきのこだ、めういぬしゝ王様わうさまだと、をかしいばかりである、おもしろいばかりである、つまらないばかりである、ツともないばかりである、馬鹿ばか々々しいばかりである
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
しかられてしたりしてて、それでちやんとをしへていたゞいて、それをばおぼえてわかつてから、なんでもとりだの、けだものだの、くさだの、だの、むしだの、きのこだのにひとえるのだからこんなおもしろい
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)