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かはなみ
語句 | 割合 |
河波 | 33.3% |
川波 | 33.3% |
川浪 | 16.7% |
河浪 | 16.7% |
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………ザヾツ、ぐわうと
鳴つて、
川波、
山颪とともに
吹いて
來ると、ぐる/\と
𢌞る
車輪の
如き
濃く
黒ずんだ
雪の
渦に、くる/\と
舞ひながら、ふは/\と
濟まアして
内へ
歸つた——
夢ではない。
と
眩しさうに
仰向いた。
月は
時に
川浪の
上に
打傾き、
左右に
薄雲の
手を
伸べては、
思ふまゝに
光を
投げ、
水を
碎いて、
十日の
影が
澄渡る。
痛足河河浪立ちぬ
巻目の
由槻が
岳に
雲居立てるらし 〔巻七・一〇八七〕 柿本人麿歌集