“かはなみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
河波33.3%
川波33.3%
川浪16.7%
河浪16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
河波かはなみ暗く瀬を早み
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
………ザヾツ、ぐわうとつて、川波かはなみ山颪やまおろしとともにいてると、ぐる/\と𢌞まは車輪しやりんごとくろずんだゆきうづに、くる/\とひながら、ふは/\とまアしてうちかへつた——ゆめではない。
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
まぶしさうに仰向あをむいた。つきとき川浪かはなみうへ打傾うちかたむき、左右さいう薄雲うすぐもべては、おもふまゝにひかりげ、みづくだいて、十日とをかかげ澄渡すみわたる。
月夜車 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
痛足河あなしがは河浪かはなみちぬ巻目まきむく由槻ゆつきたけ雲居くもゐてるらし 〔巻七・一〇八七〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)