“うだいじん”の漢字の書き方と例文
語句割合
右大臣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みなくらゐたか身分みぶんたふとかたで、一人ひとり石造いしつくりの皇子みこ一人ひとり車持くらもちの皇子みこ一人ひとり右大臣うだいじん阿倍御主人あべのみうし一人ひとり大納言だいなごん大伴御行おほとものみゆき一人ひとり中納言ちゆうなごん石上麻呂いそのかみのまろでありました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
右大臣うだいじんにまで昇り、学問では、諸博士でも及ぶ者がなかった。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
正二位右大臣うだいじん右近衞大將うこんゑのたいしやう征夷大將軍せいいたいしやうぐん淳和じゆんな奬學さうがく兩院りやうゐん別當べつたう源氏長者げんぢのちやうじや
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
第三番だいさんばん阿倍あべ右大臣うだいじん財産家ざいさんかでしたから、あまりわるごすくはたくまず、ちょうど、そのとし日本につぽん唐船とうせんあつらへて火鼠ひねずみ皮衣かはごろもといふものつてるようにたのみました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
それは五人ごにんとも別々べつ/\で、石造皇子いしつくりのみこには天竺てんじくにあるほとけ御石みいしはち車持皇子くらもちのみこには東海とうかい蓬莱山ほうらいさんにあるぎんきんくき白玉しらたまをもつたえだ一本いつぽん阿倍あべ右大臣うだいじんには唐土もろこしにある火鼠ひねずみ皮衣かはごろも
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)