“うすちや”の漢字の書き方と例文
語句割合
薄茶100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに散る桜は白し玉葱の薄茶うすちやの皮ゆ青芽あをめのぞけり
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
薄茶うすちやに、雪に、しらたま
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
とゝさま二の御懇意ごこんいとてはづかしき手前てまへ薄茶うすちやぷくまゐらせそめしが中々なか/\物思ものおもひにて帛紗ふくささばきのしづこゝろなくりぬるなりさてもお姿すがたものがたき御氣象ごきしようとやいま若者わかものめづらしとて父樣とゝさまのおあそばすごとわがことならねどおもあかみて其坐そのざにも得堪えたへねどしたはしさのかずまさりぬりながら和女そなたにすらふははじめてはぬこゝろ
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)