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いのちひろ
ふりがな文庫
“いのちひろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
生命拾
66.7%
命拾
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生命拾
(逆引き)
韓さんはそんなだつたら
乃公
(
わし
)
が往つても、もう駄目だらうからツて、来てはくれませんでした。お蔭で私は
生命拾
(
いのちひろ
)
ひをしました。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「その折親父は
卓子
(
テーブル
)
の上に乗つて逃げましたが、私は
洋琴
(
ピアノ
)
につかまつて、
漸
(
やつ
)
と
生命拾
(
いのちひろ
)
ひをしたやうな始末なんで。」
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「この方々はみんな海で難船した人達ぢやが、
平素
(
ふだん
)
神様御信心の
御利益
(
ごりやく
)
で、不思議にも
生命拾
(
いのちひろ
)
いをなすつたぢや、その御礼とあつて、こんなにして額をあげて御座るのぢや。」
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
いのちひろ(生命拾)の例文をもっと
(2作品)
見る
命拾
(逆引き)
かくて、
吾等
(
われら
)
は
大暴風雨
(
だいぼうふうう
)
の
後
(
のち
)
に、
晴朗
(
うらゝか
)
な
天氣
(
てんき
)
を
見
(
み
)
るやうに、
非常
(
ひじやう
)
の
喜
(
よろこ
)
びを
以
(
もつ
)
て
大佐
(
たいさ
)
の
家
(
いへ
)
に
着
(
つ
)
いた。それから、
吾等
(
われら
)
が
命拾
(
いのちひろ
)
ひのお
祝
(
いわ
)
ひやら、
明日
(
あす
)
の
凖備
(
じゆんび
)
やらで
大騷
(
おほさわ
)
ぎ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
二名
(
にめい
)
の
水兵
(
すいへい
)
は
仲間
(
なかま
)
の
一群
(
ひとむれ
)
に
追廻
(
おひま
)
はされて、
憘々
(
きゝ
)
と
叫
(
さけ
)
びながら
逃廻
(
にげまわ
)
つた。それは「
命拾
(
いのちひろ
)
ひのお
祝
(
いわひ
)
」に、
拳骨
(
げんこつ
)
が
一
(
ひと
)
つ
宛
(
づゝ
)
振舞
(
ふるま
)
はれるので『
之
(
これ
)
は
堪
(
たま
)
らぬ』と
逃
(
に
)
げ
出
(
だ
)
す
次第
(
しだい
)
だ。
勿論
(
もちろん
)
戯謔
(
じやうだん
)
だが
隨分
(
ずいぶん
)
迷惑
(
めいわく
)
な
事
(
こと
)
だ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
いのちひろ(命拾)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
いのちびろ
いのちびろい
いのちびろひ