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生命拾
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いのちひろ
ふりがな文庫
“
生命拾
(
いのちひろ
)” の例文
韓さんはそんなだつたら
乃公
(
わし
)
が往つても、もう駄目だらうからツて、来てはくれませんでした。お蔭で私は
生命拾
(
いのちひろ
)
ひをしました。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「その折親父は
卓子
(
テーブル
)
の上に乗つて逃げましたが、私は
洋琴
(
ピアノ
)
につかまつて、
漸
(
やつ
)
と
生命拾
(
いのちひろ
)
ひをしたやうな始末なんで。」
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「この方々はみんな海で難船した人達ぢやが、
平素
(
ふだん
)
神様御信心の
御利益
(
ごりやく
)
で、不思議にも
生命拾
(
いのちひろ
)
いをなすつたぢや、その御礼とあつて、こんなにして額をあげて御座るのぢや。」
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
命
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
拾
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“生命”で始まる語句
生命
生命懸
生命力
生命冥加
生命綱
生命掛
生命限
生命取
生命呪
生命喪