“いのちびろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
生命拾83.3%
命拾16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はじめ生命拾いのちびろひをしたことを確めた。
にぎり飯 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
「そう言えば、師岡正胤もろおかまさたねもどうしていますかさ。ひょっとすると、わたしより先に京都へ出ているかもしれません。あの師岡も、今度の大赦にあって、生命拾いのちびろいをしたように思っていましょう。」
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「このたびは、脱線だっせんをしなくて、命拾いのちびろいをしたというものじゃ。」と、おどろいたような、よろこんだようなかおつきをしていいました。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)