“いのちびろい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
命拾50.0%
生命拾50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「君は命拾いのちびろいをしたぞ! もう大丈夫。あしを一本お貰い申したがね、何の、君、此様こんあしの一本ぐらい、何でもないさねえ。君もう口がけるかい?」
生命拾いのちびろいを、いや、人間びろいをしたのであるが、家に帰って、草鞋わらじを脱ぎ、足を洗う時心づくと、いやな気味の水のかかった処に、もさもさ黒い毛が生えていた。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)