“いであそ”の漢字の書き方と例文
語句割合
出遊100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されどもれぞのあともなく、たゞうか/\とものおもふらしく或時あるときはしみ/″\といて、お前樣まへさまいつまでれだけの月給げつきうつてお出遊いであそばすおこゝろぞ、おむかやしき旦那だんなさまは
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
あり/\かくしてお出遊いであそばすのはえすいてりますし、さあわたしこゝろはたまりません、ひとつをうたがすととう二十にじふうたがはしくなつて、朝夕旦暮あけくれ/\あれまたあんなうそおもふやうになり
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
そのやうにあふくださりましてもわたしにはお返事へんじいたしやうが御座ござりませぬとづるに、なにをとはゝかほせば、あ、植村うゑむらさん、植村うゑむらさん、何處どこへお出遊いであそばすのと岸破がばきて
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)