“しゅつゆう”の漢字の書き方と例文
語句割合
出遊100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この時が、ちょうど、例のお万殿の出遊しゅつゆうのろいを怖れる者の出てあるいてはならないという九ツ半でありました。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
祖父が将軍家の出遊しゅつゆうのおりの休憩所として、広々した庭を献納したことなどが、家の由緒に立派な光を添えていた。その地面は今でも市民の遊園地としてのこっている。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「本日は東北長官とうほくちょうかん一行の出遊しゅつゆうにつきこれより中には入るべからず。東北ちょう
二人の役人 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)