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『鼻に基く殺人』
ふりがな文庫
『
鼻に基く殺人
(
はなにもとづくさつじん
)
』
「もうじき、弘ちゃんが帰ってくるから、そうしたら、病院へつれて行って貰いなさい」 由紀子は庭のベンチに腰かけて、愛犬ビリーの眼や鼻をガーゼで拭ってやりながら、人の子に物言うように話すのであった。 「ほんとうに早くなおってよかったわねえ、お昼 …
著者
小酒井不木
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文学時代」1929(昭和4)年5月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
色
(
つや
)
漏斗
(
じょうろ
)
直
(
じ
)
直
(
ただ
)
愈
(
いよい
)
因
(
ちな
)
弘
(
ひろむ
)
傷
(
きずつ
)
齎
(
もた
)
拭
(
ぬぐ
)
蹂躪
(
じゅうりん
)
眩暈
(
めまい
)
硯箱
(
すずりばこ
)
罌粟
(
けし
)
而
(
しか
)
聊
(
いささ
)
舁
(
かつ
)
厭世
(
えんせい
)
若
(
も
)
蒙
(
こうむ
)
製
(
つく
)
直截
(
ちょくせつ
)
鉄窓
(
てっそう
)
銀蛇
(
ぎんだ
)
鑢
(
やすり
)
閾
(
しきい
)
陽
(
ひ
)
随喜
(
ずいき
)
鞣皮
(
なめしがわ
)
鴨居
(
かもい
)
俗謡
(
ぞくよう
)
搏
(
う
)
居
(
お
)
床上
(
しょうじょう
)
委
(
くわ
)
忌
(
い
)
忙
(
せわ
)
嚥
(
の
)
扉
(
ドア
)
啼
(
な
)
掻
(
か
)
孔
(
あな
)
更紗
(
さらさ
)
朦々
(
もうもう
)
検
(
しら
)
咽喉
(
のど
)
漸
(
ようや
)
然
(
しか
)
瓦斯
(
ガス
)
呟
(
つぶや
)
吊子
(
つりこ
)