『やまなし』

小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈です。 二疋の蟹の子供らが青じろい水の底で話していました。 『クラムボンはわらったよ。』 『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』 『クラムボンは跳ねてわらったよ。』 『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』 上 …

著者	宮沢賢治
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出	「岩手毎日新聞」岩手毎日新聞社、1923（大正12年）4月8日
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約6分（500文字/分）
朗読目安時間	約9分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

透（すき） 斜（なな） 黄金（きん） 疋（ひき） 吐（は） 寝（ね） 尾（お） 環（わ） 沈（しず） 瓶（びん） 眼（め） 睡（ねむ） 磐（いわ） 等（ら） 粒（つぶ） 網（あみ） 脚（あし） 虹（にじ） 蟹（かに） 跳（は） 踊（おど） 遅（おそ） 鋼（はがね） 錐（きり） 頸（くび） 飛込（とびこ） 尖（とが） 上流（かみ） 並（なら） 云（い） 俄（にわか） 僕（ぼく） 円石（まるいし） 匂（にお） 又（また） 夢（ゆめ） 天井（てんじょう） 焔（ほのお） 幻燈（げんとう） 影（かげ） 戻（もど） 枝（えだ） 柔（やわら） 樺（かば） 水晶（すいしょう） 一緒（いっしょ） 泡（あわ）

題名が同じ作品

やまなし （新字旧仮名）／ 宮沢賢治 （著）