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『恥』
ふりがな文庫
『
恥
(
はじ
)
』
菊子さん。恥をかいちゃったわよ。ひどい恥をかきました。顔から火が出る、などの形容はなまぬるい。草原をころげ廻って、わあっと叫びたい、と言っても未だ足りない。サムエル後書にありました。「タマル、灰を其の首に蒙り、着たる振袖を裂き、手を首にのせ …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「婦人画報」1942(昭和17)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
蒙
(
かむ
)
去
(
さり
)
喧嘩
(
げんか
)
恥
(
はじ
)
首
(
こうべ
)
其
(
そ
)
此
(
こ
)
呼
(
よば
)
自惚
(
うぬぼ
)
薔薇
(
ばら
)
蔦
(
つた
)
蒼
(
あお
)
袷
(
あわせ
)
脚気
(
かっけ
)
肘
(
ひじ
)
翌
(
あく
)
紺
(
こん
)
蛸
(
たこ
)
袖口
(
そでぐち
)
狼狽
(
ろうばい
)
襟巻
(
えりまき
)
覆面
(
ふくめん
)
辛辣
(
しんらつ
)
迄
(
まで
)
顰蹙
(
ひんしゅく
)
風采
(
ふうさい
)
齧
(
かじ
)
恍惚
(
こうこつ
)
之
(
これ
)
代物
(
しろもの
)
佳
(
よ
)
依
(
よ
)
吝嗇
(
りんしょく
)
呆
(
あき
)
呵責
(
かしゃく
)
嘘
(
うそ
)
噤
(
つぐ
)
屑
(
くず
)
禿
(
は
)
慰藉
(
いしゃ
)
振袖
(
ふりそで
)
暁
(
あかつき
)
淋
(
さび
)
焼酎
(
しょうちゅう
)
狐
(
きつね
)
一縷
(
いちる
)
理窟
(
りくつ
)
矢鱈
(
やたら
)