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『舗道』
ふりがな文庫
『
舗道
(
ほどう
)
』
あっちこっちで帰り支度がはじまった。ビルディング内の生暖かい重い空気が急にしまりなくなって、セカセカかき立てられた。 ミサ子は紫っぽい事務服を着てタイプライタアをうっている。かわり番こにワイシャツにチョッキ姿の社員が手洗いに出たり入ったりし …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「婦人之友」1932(昭和7)年1~4月号(著者検挙のため未完)
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間10分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間57分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
束
(
ぱ
)
急
(
せわ
)
明
(
あかり
)
確
(
しっ
)
上手
(
うま
)
凝
(
じ
)
端
(
はず
)
夙
(
とう
)
先
(
せん
)
菜
(
かず
)
戦
(
いくさ
)
義兄
(
にい
)
鳩尾
(
みずおち
)
価
(
ね
)
金
(
きん
)
微
(
かすか
)
装
(
なり
)
自惚
(
うぬぼ
)
焜炉
(
こんろ
)
赧
(
あか
)
肌理
(
きめ
)
脚立
(
きゃたつ
)
鸚鵡
(
おうむ
)
臙脂
(
えんじ
)
自棄
(
やけ
)
鰊
(
にしん
)
衝立
(
ついたて
)
蜻蛉
(
とんぼ
)
蒟蒻
(
こんにゃく
)
蕎麦
(
そば
)
階下
(
した
)
怪訝
(
けげん
)
上気
(
のぼ
)
不図
(
ふと
)
不束
(
ふつつか
)
今日
(
こんにち
)
割烹
(
かっぽう
)
卓子
(
テーブル
)
四辺
(
あたり
)
姪
(
めい
)
後毛
(
おくれげ
)
真直
(
まっすぐ
)
愕
(
おどろ
)
明
(
あ
)
昨夕
(
ゆうべ
)
服装
(
なり
)
梯子
(
はしご
)
独言
(
ひとりごと
)
略
(
ほぼ
)
盥
(
たらい
)