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霊地
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れいち
ふりがな文庫
“
霊地
(
れいち
)” の例文
旧字:
靈地
湖畔
(
こはん
)
五
里余
(
りあま
)
り、
沿道
(
えんだう
)
十四
里
(
り
)
の
間
(
あひだ
)
、
路傍
(
ろばう
)
の
花
(
はな
)
を
損
(
そこ
)
なはず、
樹
(
き
)
の
枝
(
えだ
)
を
折
(
を
)
らず、
霊地
(
れいち
)
に
入
(
い
)
りました
節
(
せつ
)
は、
巻莨
(
まきたばこ
)
の
吸殻
(
すいがら
)
は
取
(
と
)
つて
懐紙
(
くわいし
)
へ——マツチの
燃
(
も
)
えさしは
吹
(
ふ
)
き
消
(
け
)
して
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「この
霊地
(
れいち
)
へきて、奇怪なまねをするにっくいやつ、ことによったら、
南蛮寺
(
なんばんじ
)
にいるキリシタンのともがらかもしれぬ。いずれにせよ、ぶッぱなして
諸人
(
しょにん
)
への見せしめとしてくれる」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遠く
四八
唐土
(
もろこし
)
にわたり給ひ、あの国にて
四九
感
(
め
)
でさせ給ふ事おはして、此の
五〇
三
鈷
(
こ
)
のとどまる所、我が道を
揚
(
あ
)
ぐる
霊地
(
れいち
)
なりとて、
杳冥
(
そら
)
にむかひて
抛
(
な
)
げさせ給ふが、
五一
はた此の山にとどまりぬる。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
かくて
霊地
(
れいち
)
の荘厳に
古
(
ふる
)
き杉立つ
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
一座の
霊地
(
れいち
)
は、
渠
(
かれ
)
らのためには
平等利益
(
びょうどうりやく
)
、
楽
(
たのし
)
く美しい、花園である。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“霊地”の意味
《名詞》
霊場のある土地。
(出典:Wiktionary)
霊
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“霊”で始まる語句
霊
霊魂
霊験
霊廟
霊感
霊媒
霊山
霊岸島
霊薬
霊屋