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釋
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しやく
ふりがな文庫
“
釋
(
しやく
)” の例文
新字:
釈
彼の郷里、徳島市の本行寺にある墓碑には、上の院號は忘れたが、たしか下の法名は“
釋
(
しやく
)
・
蛙水居士
(
あすゐこじ
)
”といふのであつた。
折々の記
(旧字旧仮名)
/
吉川英治
(著)
釋
(
しやく
)
の
字
(
じ
)
釈に
作
(
つくる
)
の外、
澤
(
たく
)
を沢、驛を
駅
(
えき
)
に
作
(
つくる
)
は
俗
(
ぞく
)
なり、しかれども巻中
驛
(
えき
)
澤
(
たく
)
の字多し。
姑
(
しばらく
)
俗
(
ぞく
)
に
从
(
したが
)
うて駅沢に作り、以
梓繁
(
しはん
)
を
省
(
はぶ
)
く。
余
(
よ
)
の
省字
(
せうじ
)
は皆
古法
(
こほふ
)
に
从
(
したが
)
ふ。
北越雪譜:05 北越雪譜二編凡例
(新字旧仮名)
/
山東京山
(著)
並背
(
なみぜい
)
にていが栗の
頭髮
(
つむり
)
も思ひなしか俗とは變りて、
藤本信如
(
ふぢもとのぶゆき
)
と
訓
(
よみ
)
にてすませど、何處やら
釋
(
しやく
)
といひたげの素振なり。
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
釋
(
しやく
)
の
字
(
じ
)
釈に
作
(
つくる
)
の外、
澤
(
たく
)
を沢、驛を
駅
(
えき
)
に
作
(
つくる
)
は
俗
(
ぞく
)
なり、しかれども巻中
驛
(
えき
)
澤
(
たく
)
の字多し。
姑
(
しばらく
)
俗
(
ぞく
)
に
从
(
したが
)
うて駅沢に作り、以
梓繁
(
しはん
)
を
省
(
はぶ
)
く。
余
(
よ
)
の
省字
(
せうじ
)
は皆
古法
(
こほふ
)
に
从
(
したが
)
ふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
〔譯〕
經
(
けい
)
を讀むは、宜しく我れの心を以て經の心を讀み、經の心を以て我の心を
釋
(
しやく
)
すべし。然らずして
徒爾
(
とじ
)
に
訓詁
(
くんこ
)
を
講明
(
かうめい
)
するのみならば、
便
(
すなは
)
ち是れ終身
曾
(
かつ
)
て讀まざるなり。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
▼ もっと見る
並背
(
なみぜい
)
にていが
栗
(
ぐり
)
の
頭髮
(
つむり
)
も
思
(
おも
)
ひなしか
俗
(
ぞく
)
とは
變
(
かは
)
りて、
藤本信如
(
ふぢもとのぶゆき
)
と
訓
(
よみ
)
にてすませど、
何處
(
どこ
)
やら
釋
(
しやく
)
といひたげの
素振
(
そぶり
)
なり。
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
〔譯〕
物我
(
ぶつが
)
一
體
(
たい
)
は即ち是れ仁なり。我れ
公情
(
こうじやう
)
を
執
(
と
)
つて以て公事を行ふ、天下服せざる無し。
治亂
(
ちらん
)
の
機
(
き
)
は公と不公とに在り。
周
(
しう
)
子曰ふ、
己
(
おのれ
)
に公なる者は人に公なりと。
伊川
(
いせん
)
又
公理
(
こうり
)
を以て仁の字を
釋
(
しやく
)
す。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
釋
部首:⾤
20画
“釋”を含む語句
會釋
解釋
講釋
釋迦
註釋
帝釋
釋迦樣
講釋師
釋然
神祇釋教戀無常
帝釋杵
遠慮會釋
釋宗演
釋宜道
釋尊
釋尊像
釋放
釋教
帝釋山
元亨釋書