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遠景
ふりがな文庫
“遠景”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えんけい
66.7%
とおかげ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんけい
(逆引き)
西田
(
にしだ
)
は、
友
(
とも
)
だちのスケッチ
帳
(
ちょう
)
をのぞくと、
煙突
(
えんとつ
)
から、
煙
(
けむり
)
が
上
(
あ
)
がっている、
町
(
まち
)
の
遠景
(
えんけい
)
を
描
(
か
)
いていました。
写生に出かけた少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あちらに
見
(
み
)
ゆる
遠景
(
えんけい
)
が
丁度
(
ちょうど
)
油壺
(
あぶらつぼ
)
の
附近
(
ふきん
)
に
似
(
に
)
て
居
(
お
)
りますので、うっかり
話頭
(
はなし
)
が
籠城時代
(
ろうじょうじだい
)
の
事
(
こと
)
に
向
(
むか
)
いますと、
良人
(
おっと
)
の
様子
(
ようす
)
が
急
(
きゅう
)
に
沈
(
しず
)
んで、さも
口惜
(
くや
)
しいと
言
(
い
)
ったような
表情
(
ひょうじょう
)
を
浮
(
うか
)
べるのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
遠景(えんけい)の例文をもっと
(2作品)
見る
とおかげ
(逆引き)
佐奈田余一
(
さなだのよいち
)
、天野
遠景
(
とおかげ
)
、
仁田
(
にったの
)
忠常、大庭景親兄弟などの若い仲間が、入れ代り立ちかわり、
生
(
い
)
き生きした
面
(
おもて
)
をもって大股にあるいて出入りする姿が、この附近の道でよく見かけられた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
仁田
(
にった
)
の住人四郎忠常、南条の小次郎、天野
遠景
(
とおかげ
)
、
佐奈田
(
さなだ
)
の余一といったような近郷の
若人輩
(
わこうどばら
)
であった。およそ十四、五名もいるだろうか、芒よりも低く、車座になって、声を
密
(
ひそ
)
め合っているのだった。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遠景(とおかげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“遠景”の意味
《名詞》
遠くの景色。
絵や写真などで、画面の遠方のもの。
(出典:Wiktionary)
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
景
常用漢字
小4
部首:⽇
12画
“遠”で始まる語句
遠
遠方
遠慮
遠近
遠退
遠江
遠山
遠音
遠眼鏡
遠路
検索の候補
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