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豆州
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づしう
ふりがな文庫
“
豆州
(
づしう
)” の例文
御用
(
ごよう
)
の
趣
(
おもむき
)
餘
(
よ
)
の
儀
(
ぎ
)
にあらず、
其方達
(
そのはうたち
)
も
豫
(
かね
)
て
存
(
ぞん
)
ずる
如
(
ごと
)
く
豆州
(
づしう
)
御勝手許
(
おかつてもと
)
不如意
(
ふによい
)
につき、
此度
(
このたび
)
御改革
(
ごかいかく
)
相成
(
あひな
)
る
奉行
(
ぶぎやう
)
の
儀
(
ぎ
)
、
我等
(
われら
)
相談
(
さうだん
)
の
上
(
うへ
)
にて、
杢
(
もく
)
汝
(
なんぢ
)
に
申付
(
まをしつ
)
くるぞ
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
宥められ
豆州
(
づしう
)
八丈島へ
流罪
(
ながされ
)
存命
(
ぞんめい
)
せしも長庵の大罪に處せられけるも
善惡
(
ぜんあく
)
應報
(
おうはう
)
の然らしむる所にして
敢
(
あへ
)
て
珍
(
めづら
)
しからず
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
豆州
(
づしう
)
が
御勝手
(
ごかつて
)
不如意
(
ふによい
)
なるは、
一朝一夕
(
いつてういつせき
)
のことにはあらじを、よしや
目覺
(
めざま
)
しき
改革
(
かいかく
)
は
出來
(
でき
)
ずとも、
誰
(
たれ
)
も
汝
(
なんぢ
)
の
過失
(
あやまち
)
とは
謂
(
い
)
はじ、
唯
(
たゞ
)
誠
(
まこと
)
をだに
守
(
まも
)
らば
可
(
か
)
なり。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
許
(
ゆる
)
され
豆州
(
づしう
)
八丈島へ
遠島
(
ゑんたう
)
申付る
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御不如意
(
ごふによい
)
の
儀
(
ぎ
)
はいづれも
御同樣
(
ごどうやう
)
に
候
(
さふらふ
)
が、
別
(
べつ
)
して
豆州
(
づしう
)
(
幸豐
(
ゆきとよ
)
をいふ)には
御先代
(
ごせんだい
)
より
將軍家
(
しやうぐんけ
)
にまでも
知
(
し
)
れたる
御勝手
(
ごかつて
)
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“豆州”の意味
《固有名詞》
豆州(ずしゅう)
伊豆国(いずのくに)の別称。
(出典:Wiktionary)
豆
常用漢字
小3
部首:⾖
7画
州
常用漢字
小3
部首:⼮
6画
“豆州”で始まる語句
豆州侯
豆州長岡