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許
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ゆるさ
「また
受造者みづから
敗壊の
奴たることを脱れ神の
諸子の
栄なる自由に
入んことを
許れんとの望を
有されたり」(羅馬書第八章二十一節)とあるは即ち
是なり。
牧之老人は
越後の
聞人なり。
甞貞介朴実を
以聞え、
屡県監の
褒賞を
拝して氏の
国称を
許る。
生計の
余暇風雅を以四方に
交る。余が
亡兄醒斎京伝の別号
翁も
鴻書の
友なりしゆゑ、
余も
亦是に
嗣ぐ。
牧之老人は
越後の
聞人なり。
甞貞介朴実を
以聞え、
屡県監の
褒賞を
拝して氏の
国称を
許る。
生計の
余暇風雅を以四方に
交る。余が
亡兄醒斎(京伝の別号)
翁も
鴻書の
友なりしゆゑ、
余も
亦是に
嗣ぐ。