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奥許
ふりがな文庫
“奥許”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おくゆる
50.0%
おくゆるし
25.0%
おゆる
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくゆる
(逆引き)
それはまだ母が勤め奉公時代に父と母との間に交された
艶書
(
えんしょ
)
、大和の国の実母らしい人から母へ
宛
(
あ
)
てた手紙、琴、三味線、生け花、茶の湯等の
奥許
(
おくゆる
)
しの
免状
(
めんじょう
)
などであった。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
奥許(おくゆる)の例文をもっと
(2作品)
見る
おくゆるし
(逆引き)
親方も言いましたっけ、
撲
(
なぐ
)
りあいに目を塞がないようになりゃ、喧嘩流の折紙だって、もうちっと
年紀
(
とし
)
を取って功を積んで来ると、極意皆伝
奥許
(
おくゆるし
)
と相成ります。へ
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
奥許(おくゆるし)の例文をもっと
(1作品)
見る
おゆる
(逆引き)
長唄のほかにお琴も山田流の先生のところに通い、これはずっと後、女学校時代のことですが、
奥許
(
おゆる
)
しを頂きました。
お蝶夫人
(新字新仮名)
/
三浦環
(著)
奥許(おゆる)の例文をもっと
(1作品)
見る
奥
常用漢字
中学
部首:⼤
12画
許
常用漢字
小5
部首:⾔
11画
“奥”で始まる語句
奥
奥様
奥州
奥床
奥方
奥深
奥羽
奥山
奥義
奥行
“奥許”のふりがなが多い著者
三浦環
三遊亭円朝
谷崎潤一郎
泉鏡花