“おくゆる”の漢字の書き方と例文
語句割合
奥許100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはまだ母が勤め奉公時代に父と母との間に交された艶書えんしょ、大和の国の実母らしい人から母へてた手紙、琴、三味線、生け花、茶の湯等の奥許おくゆるしの免状めんじょうなどであった。
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
喜「はい、真影流しんかげりゅう奥許おくゆるしを得て居りまして、なか/\の腕利うできゝでございます」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)