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見玉
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みたま
ふりがな文庫
“
見玉
(
みたま
)” の例文
千代
(
ちい
)
ちやん
鳥渡
(
ちよつと
)
見玉
(
みたま
)
へ
右
(
みぎ
)
から二
番目
(
ばんめ
)
のを。ハア彼の紅
梅
(
ばい
)
がいゝ
事
(
こと
)
ねへと
余念
(
よねん
)
なく
眺
(
なが
)
め
入
(
い
)
りし
後
(
うしろ
)
より。
闇桜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
その日は秋山に
近
(
ちか
)
き
見玉
(
みたま
)
村の
不動院
(
ふどうゐん
)
に
一宿
(
やどり
)
、次の日
桃源
(
たうげん
)
を
尋
(
たづ
)
ぬる心地して秋山にたずね入りぬ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
美術家ほど世に行儀
悪
(
あ
)
しきものなければ、
独立
(
ひとりた
)
ちて
交
(
まじわ
)
るには、しばしも油断すべからず。寄らず、
障
(
さわ
)
らぬやうにせばやとおもひて、
計
(
はか
)
らず
見玉
(
みたま
)
ふ如き不思議の
癖者
(
くせもの
)
になりぬ。
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
試みに新緑の谷間を遡って
見玉
(
みたま
)
え。最奥の部落を離れて間もなく水際に大きな葉を拡げた大木の梢に、白い花の
簇
(
むらが
)
り咲くのを見るであろう。それは一
抱
(
かかえ
)
も二抱もある
橡
(
とち
)
や
朴
(
ほう
)
の木だ。
渓三題
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
さてこゝを
去
(
さり
)
て
例
(
れい
)
の
細道
(
ほそみち
)
をたどり、
高
(
たかき
)
にのぼり
低
(
ひくき
)
に
下
(
くだ
)
り、よほどの
途
(
みち
)
をへてやうやく
三倉
(
みくら
)
村にいたれり、こゝには
人家
(
じんか
)
三
軒
(
げん
)
あり、
今朝
(
けさ
)
見玉
(
みたま
)
村より
用意
(
ようい
)
したる
弁当
(
べんたう
)
をひらかばやとあるいへに入りしに
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当