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桃源
ふりがな文庫
“桃源”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とうげん
75.0%
たうげん
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうげん
(逆引き)
惜しい事に今の詩を作る人も、詩を読む人もみんな、西洋人にかぶれているから、わざわざ
呑気
(
のんき
)
な
扁舟
(
へんしゅう
)
を
泛
(
うか
)
べてこの
桃源
(
とうげん
)
に
溯
(
さかのぼ
)
るものはないようだ。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
………太平の
御代
(
みよ
)
の有り難さと云おうか、
桃源
(
とうげん
)
の国と云おうか、久しぶりに浮世を離れたのんびりとした心持になって
蓼喰う虫
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
桃源(とうげん)の例文をもっと
(6作品)
見る
たうげん
(逆引き)
その日は秋山に
近
(
ちか
)
き
見玉
(
みたま
)
村の
不動院
(
ふどうゐん
)
に
一宿
(
やどり
)
、次の日
桃源
(
たうげん
)
を
尋
(
たづ
)
ぬる心地して秋山にたずね入りぬ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
春霞むここに花咲き我が居らば
武陵
(
ぶりよう
)
桃源
(
たうげん
)
の思あるべし
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
桃源(たうげん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“桃源”の意味
《名詞》
桃源(とうげん)
俗世間を離れた平和な世界。
(出典:Wiktionary)
“桃源(
桃源郷
)”の解説
桃源郷(とうげんきょう)は、俗界を離れた他界・仙境。ユートピアとほぼ同意で、陶淵明の『桃花源記』はかつて存在した武陵郡地域の話なので「武陵桃源」(ぶりょうとうげん)ともいう。
(出典:Wikipedia)
桃
常用漢字
中学
部首:⽊
10画
源
常用漢字
小6
部首:⽔
13画
“桃源”の関連語
武陵桃源
“桃源”で始まる語句
桃源橋
桃源郷
桃源境
検索の候補
武陵桃源
桃源郷
桃源境
桃源橋
“桃源”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
谷崎潤一郎
夏目漱石
北原白秋
吉川英治
寺田寅彦