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虎松
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とらまつ
ふりがな文庫
“
虎松
(
とらまつ
)” の例文
もとの虎船長、つまり
虎松
(
とらまつ
)
となにか無駄話をしていたらしいノーマ号の船長ノルマンは、これを見ると、立ち上って
火薬船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
連
(
つれ
)
先
(
さき
)
へ東町の自身番へ
行
(
いつ
)
て淺草三間町の虎松を
呼
(
よん
)
で
置
(
おけ
)
己
(
おれ
)
は坂本へ
鳥渡
(
ちよつと
)
廻
(
まは
)
つて
行
(
ゆく
)
からと申付て立出れば
手先
(
てさき
)
の
幸藏
(
かうざう
)
は脇差を
風呂敷
(
ふろしき
)
に
包
(
つゝ
)
み治助を同道して東町の
自身番
(
じしんばん
)
へ來り
虎松
(
とらまつ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「私は旅廻りの軽業師の、竹割り一座の者で御座いまして、
小虎
(
ことら
)
と申しますが、一緒に巡業に歩いています師匠は
竹割
(
たけわ
)
り
虎松
(
とらまつ
)
、その又師匠は竹割り
虎太夫
(
とらだゆう
)
と申しまして、此道の大師匠で御座います」
死剣と生縄
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
岡引
(
おかっぴき
)
虎松
(
とらまつ
)
は、
師走
(
しわす
)
の三日をことのほか
忌
(
い
)
み
嫌
(
きら
)
った。
くろがね天狗
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
鶴の
彫
(
ほり
)
と聞より治助大に
悦
(
よろこ
)
び
宜々
(
よい/\
)
夫
(
それ
)
だぞ賣人は
誰
(
たれ
)
だ/\十兵衞
待
(
まち
)
なせへよ三間町の
虎松
(
とらまつ
)
に相違は無いとて
原田
(
はらだ
)
の前に
出
(
いで
)
彼
(
か
)
の脇差は淺草三間町の虎松と申す者より買入しに
相違
(
さうゐ
)
御座りませぬと
云
(
いへ
)
ば原田
然
(
しか
)
らば御用は
無
(
ない
)
引取
(
ひきとれ
)
と申渡すに十兵衞は
有難
(
ありがた
)
しと家主
諸共
(
もろとも
)
引取
(
ひきとり
)
ける斯て原田大右衞門コレ
幸
(
かう
)
藏此治助を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
虎
常用漢字
中学
部首:⾌
8画
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
“虎”で始まる語句
虎
虎杖
虎視眈々
虎口
虎斑
虎髯
虎狼
虎列剌
虎列拉
虎耳草