“苦楽”の読み方と例文
読み方割合
くらく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分(じぶん)は、いつまでも昔(むかし)の百姓(しょう)で、みんなといっしょになって働(はたら)いて、みんなと苦楽(くらく)を共(とも)にしましたから、村(むら)の人(ひと)たちからも、恩人(おんじん)と慕(した)われて、たいへん尊敬(そんけい)されたのであります。
武ちゃんと昔話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
すべてその趣(おもむき)を同(おなじ)うして、自から苦楽(くらく)を共にするときは、復(ま)た離散(りさん)すること能わず。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
そんな小僧(こぞう)の苦楽(くらく)なんぞ、背中(せなか)にとまった蝿程(はえほど)にも思(おも)わない徳太郎(とくたろう)の、おせんと聞(き)いた夢中(むちゅう)の歩(あゆ)みは、合羽(かっぱ)の下(した)から覗(のぞ)いている生(なま)ッ白(しろ)い脛(すね)に出(で)た青筋(あおすじ)にさえうかがわれて、道(みち)の良(よ)し悪(わる)しも
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)