“苦髪楽爪”の読み方と例文
読み方割合
くがみらくづめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苦髪楽爪くがみらくづめとやら、先の日に勝重が見に来た時よりも師匠がひげの延び、髪はうずらのようになって、めっきり顔色も青ざめていることは驚かれるばかり。でも、師匠は全く本性を失ってはいない。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)