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籠
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こもり
ふりがな文庫
“
籠
(
こもり
)” の例文
その癖雲霧が立籠めて、昼も
真暗
(
まっくら
)
だといいました、甲州街道のその峰と申しますのが、今でも爺さんが時々お
籠
(
こもり
)
をするという
庵
(
いおり
)
がございますって。
政談十二社
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼
(
か
)
の手燭に点いております蝋燭の
灯火
(
あかり
)
を女の前へ置きまして、婦人が顔を上げまするを山三郎が見ますると、三年
前
(
あと
)
池上のお
籠
(
こもり
)
の日堤方村の茶見世に出て居りました岩瀬主水の娘のお蘭で
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「そうそう、
明日
(
あす
)
から私も、お
籠
(
こもり
)
でもしようよ。」
運
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
脱
(
のが
)
れ此に
籠
(
こもり
)
て時を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
私
(
わたくし
)
どもは以前、ただ戦争のことにつきましてあれが
御祈祷
(
ごきとう
)
をしたり、お
籠
(
こもり
)
、断食などをしたという事を聞きました時は、
難有
(
ありがた
)
い人だと思いまして
政談十二社
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
お
籠
(
こもり
)
をした、千里のさき三年のあとのあとまで見通しだと、人気といっちゃあおかしく聞えますが、また隠居殿の曲った鼻が
素直
(
まっすぐ
)
になりまして、新聞にまで出まする騒ぎ。
政談十二社
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
大神宮様のお
庇
(
かげ
)
で、
繁昌
(
はんじょう
)
をいたしまするが、旧の
大晦日
(
おおみそか
)
と申しますと、諸国の
講中
(
こうじゅう
)
、
道者
(
どうじゃ
)
、
行者
(
ぎょうじゃ
)
の
衆
(
しゅ
)
、京、大阪は申すに及びませぬ、夜一夜、古市でお
籠
(
こもり
)
をいたしまして、元朝、宇治橋を渡りまして
伊勢之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“籠”の解説
籠(かご、en: basket バスケット)とは、(竹、、柳、針金 などを)編んで作った入れ物で、短冊状ないし細い「ヒゴ」状の素材を組み合わせた容器の総称である。
(出典:Wikipedia)
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“籠”を含む語句
引籠
塗籠
燈籠
口籠
立籠
閉籠
旅籠
魚籠
籠居
籠中
尾籠
籠城
手籠
高燈籠
旅籠屋
蛇籠
妻籠
山籠
目籠
馬籠峠
...