“目籠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めかご76.9%
めご15.4%
めがたみ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近郷きんごう近在の爺さん婆さん若い者女子供が、股引ももひき草鞋わらじで大風呂敷を持ったり、荷車をいたり、目籠めかごを背負ったりして、早い者は夜半から出かける。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
ある日彼は、おりおりこの村にやって来る顔馴染の肉屋が、近所の農家の前に目籠めごをおろして、肉を刻んでいるのを見た。その時は、ちょうど学校の帰りがけで、村の仲間たちと一緒だった。
次郎物語:01 第一部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
目籠めがたみかかへ、黄金こがねみ、袖もちらほら
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)