トップ
>
目籠
>
めご
ふりがな文庫
“
目籠
(
めご
)” の例文
ある日彼は、おりおりこの村にやって来る顔馴染の肉屋が、近所の農家の前に
目籠
(
めご
)
をおろして、肉を刻んでいるのを見た。その時は、ちょうど学校の帰りがけで、村の仲間たちと一緒だった。
次郎物語:01 第一部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
旧
(
ふる
)
びたる
鷹匠頭巾
(
たかじょうずきん
)
、ふかぶかと
被
(
かぶ
)
り、
凍
(
こご
)
えて赤うなりし両手さしのべて、浅き
目籠
(
めご
)
の
縁
(
ふち
)
を持ちたり。目籠には、
常盤木
(
ときわぎ
)
の葉、敷き重ねて、その上に時ならぬ
菫花
(
すみれ
)
の束を、愛らしく結びたるを載せたり。
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“目”で始まる語句
目
目的
目出度
目前
目標
目貫
目覚
目論見
目下
目論