“御祈祷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごきとう84.2%
ごきたう10.5%
おいのり5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よく効く巫女みこさんが昨日から島へ来とるんでな。若旦那も一ぺん御祈祷ごきとうしてもろうたら、どうやろうと思うて来ましたんやがな。
屋上の狂人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「それは、あの、法螺貝ほらがひを吹いて、御祈祷ごきたうをいたします、山伏やまぶしの一人でございました。」
岩を小くする (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)
御祈祷おいのりは有難うがしたが、神様はとてわしらがとこには御座らつしやるまいから、此方こつちから出向きますべい。近頃御無心な次第ぢやが、そのステツキをお貸し下さるまいかな。」