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『岩を小くする』
ふりがな文庫
『
岩を小くする
(
いわをちいさくする
)
』
後村上天皇さまの皇子さまに、寛成さまと申すお方がございました。 まだ、ごく御幼少の時、皇子さまは、多勢の家来たちと、御一しよに、吉野川の上流、なつみの川岸へ、鷹狩を御覧においでになりました。 川岸には、大きな岩があつて、その上に、松の木が一 …
著者
沖野岩三郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「金の星」金の星社、1927(昭和2)年1月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
仰
(
おほ
)
後
(
うしろ
)
其
(
そ
)
中将
(
ちゆうじやう
)
呪文
(
じゆもん
)
善
(
い
)
此
(
こ
)
鷹狩
(
たかがり
)
途
(
みち
)
誰
(
たれ
)
膝
(
ひざ
)
筈
(
はず
)
私
(
わたし
)
此所
(
ここ
)
据
(
す
)
挟
(
はさ
)
拍
(
う
)
忠行
(
ただゆき
)
山路
(
やまみち
)
山伏
(
やまぶし
)
寛成
(
ひろなり
)
室
(
へや
)
塞
(
ふさ
)
嘘
(
うそ
)
呶鳴
(
どな
)
叱
(
しか
)
只今
(
ただいま
)