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箱根山
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はこねやま
ふりがな文庫
“
箱根山
(
はこねやま
)” の例文
有史以前
(
ゆうしいぜん
)
には
噴火
(
ふんか
)
した
證跡
(
しようせき
)
を
有
(
ゆう
)
しながら、
有史以來
(
ゆうしいらい
)
一回
(
いつかい
)
も
噴火
(
ふんか
)
したことのない
火山
(
かざん
)
の
數
(
かず
)
はなか/\
多
(
おほ
)
い。
箱根山
(
はこねやま
)
の
如
(
ごと
)
きがその
一例
(
いちれい
)
である。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
箱根山
(
はこねやま
)
を西へ越えると、今はまだ一つだけ、
遠州
(
えんしゅう
)
島田の大祭に、鹿島踊が出たという話を聴くのみで、それも詳しいことは知っておらぬが
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ややともすれば
強請
(
ゆすり
)
がましい
凄味
(
すごみ
)
な態度を示すに引き比べて昔ながらの
脚半
(
きゃはん
)
草鞋
(
わらじ
)
に
菅笠
(
すげがさ
)
をかぶり
孫太郎虫
(
まごたろうむし
)
や
水蝋
(
いぼた
)
の
虫
(
むし
)
箱根山
(
はこねやま
)
山椒
(
さんしょ
)
の
魚
(
うお
)
、または
越中富山
(
えっちゅうとやま
)
の
千金丹
(
せんきんたん
)
と呼ぶ声。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
月光下
(
げっこうか
)
の
箱根山
(
はこねやま
)
崩れる鬼影
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
即
(
すなは
)
ちこの
外輪山
(
がいりんざん
)
の
破
(
やぶ
)
れ
目
(
め
)
が
火口瀬
(
かこうせ
)
である。
箱根山
(
はこねやま
)
でこれに
相當
(
そうとう
)
する
場所
(
ばしよ
)
は
湯本
(
ゆもと
)
の
早川
(
はやかは
)
と
須雲川
(
すぐもがは
)
の
相會
(
あひかい
)
する
所
(
ところ
)
である。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
▼ もっと見る
やがて
多
(
おほ
)
くの
子供
(
こども
)
を
持
(
も
)
ち
複式火山
(
ふくしきかざん
)
の
形
(
かたち
)
ともなり、
遂
(
つひ
)
には
現在
(
げんざい
)
の
箱根山
(
はこねやま
)
の
状態
(
じようたい
)
になる
時
(
とき
)
も
來
(
く
)
るであらう。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
“箱根山”の解説
箱根山(はこねやま)は、日本の神奈川県足柄下郡箱根町を中心に、神奈川県と静岡県にまたがる火山の総称である(内訳は『主な山』節参照)。富士箱根伊豆国立公園に指定されている。地名「箱根」は古くは「函根」と記したが、同じく「箱根山」は函根山と記し、函嶺(かんれい)ともいった(函嶺洞門、函南町などといった地名に名残がある)。
(出典:Wikipedia)
箱
常用漢字
小3
部首:⽵
15画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“箱根”で始まる語句
箱根
箱根細工
箱根屋
箱根竹
箱根越
箱根々々
箱根土産
箱根霊験記