トップ
>
神通川
>
じんつうがは
ふりがな文庫
“
神通川
(
じんつうがは
)” の例文
西
(
にし
)
は
神通川
(
じんつうがは
)
の
堤防
(
ていばう
)
を
以
(
もつ
)
て
劃
(
かぎり
)
とし、
東
(
ひがし
)
は
町盡
(
まちはづれ
)
の
樹林
(
じゆりん
)
境
(
さかひ
)
を
爲
(
な
)
し、
南
(
みなみ
)
は
海
(
うみ
)
に
到
(
いた
)
りて
盡
(
つ
)
き、
北
(
きた
)
は
立山
(
りふざん
)
の
麓
(
ふもと
)
に
終
(
をは
)
る。
此間
(
このあひだ
)
十
里
(
り
)
見通
(
みとほ
)
しの
原野
(
げんや
)
にして、
山水
(
さんすゐ
)
の
佳景
(
かけい
)
いふべからず。
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
或時
(
あるとき
)
は
日
(
ひ
)
の
出
(
い
)
づる
立山
(
りふざん
)
の
方
(
かた
)
より、
或時
(
あるとき
)
は
神通川
(
じんつうがは
)
を
日沒
(
につぼつ
)
の
海
(
うみ
)
より
溯
(
さかのぼ
)
り、
榎
(
えのき
)
の
木蔭
(
こかげ
)
に
會合
(
くわいがふ
)
して、お
月樣
(
つきさま
)
と
呼
(
よ
)
び、お
十三
(
じふさん
)
と
和
(
わ
)
し、パラリと
散
(
ち
)
つて
三々五々
(
さん/\ごゞ
)
、
彼
(
かの
)
杖
(
つゑ
)
の
響
(
ひゞ
)
く
處
(
ところ
)
妖氛
(
えうふん
)
人
(
ひと
)
を
襲
(
おそ
)
ひ、
變幻
(
へんげん
)
出沒
(
しゆつぼつ
)
極
(
きはま
)
りなし。
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“神通川”の解説
神通川(じんずうがわ、じんづうがわ、じんつうがわ)は、岐阜県及び富山県を流れる一級河川(1969年4月1日指定)で、神通川水系の本流。上流域は宮川(みやがわ)と呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
“神通”で始まる語句
神通力
神通
神通自在
神通眼
神通変化
神通妙用
神通広大