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眸
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みは
ふりがな文庫
“
眸
(
みは
)” の例文
今
(
いま
)
も
目
(
め
)
は
塞
(
ふさ
)
がず、
例
(
れい
)
の
眸
(
みは
)
つて、
些
(
さ
)
の
顰
(
ひそ
)
むべき
悩
(
なや
)
みも
無
(
な
)
げに、
額
(
ひたひ
)
に
毛
(
け
)
ばかりの
筋
(
すぢ
)
も
刻
(
きざ
)
まず、
美
(
うつく
)
しう
優
(
やさし
)
い
眉
(
まゆ
)
の
展
(
の
)
びたまゝ、
瞬
(
またゝき
)
もしないで、
其
(
そ
)
のまゝ
見据
(
みす
)
えた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
が、美奈子の乗つた九段両国行の電車が、三宅坂に止まつたとき、運転手台の方から、乗つて来る人を見たとき、美奈子は思はずその美しい目を
眸
(
みは
)
つた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
が、美奈子の乗った九段両国行の電車が、
三宅坂
(
みやけざか
)
に止まったとき、運転手台の方から、乗って来る人を見たとき、美奈子は思わずその美しい目を
眸
(
みは
)
った。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
其処に立つてゐたボーイが、彼の
面色
(
めんしよく
)
を見ると、
駭
(
おどろ
)
いて目を
眸
(
みは
)
つた。それも、無理はなかつた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
美奈子が、
駭
(
おどろ
)
いて目を
眸
(
みは
)
つたのも、無理ではなかつた。車内へツカ/\と、這入つて来て、彼女の直ぐ斜前へ腰を降ろしたのは、紛れもない、墓地で見た彼の青年であつた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
▼ もっと見る
美奈子が、
駭
(
おどろ
)
いて目を
眸
(
みは
)
ったのも、無理ではなかった。車内へツカ/\と、
這入
(
はい
)
って来て、彼女の
直
(
す
)
ぐ斜前へ腰を降ろしたのは、
紛
(
まぎ
)
れもない、墓地で見た
彼
(
か
)
の青年であった。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
彼は心の裡で、そうした決心を堅めながら、
烈
(
はげ
)
しい勢で、玄関へ
駈
(
か
)
け上った。
其処
(
そこ
)
に立っていたボーイが、彼の面色を見ると、
駭
(
おどろ
)
いて目を
眸
(
みは
)
った。それも、無理はなかった。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
眸
漢検1級
部首:⽬
11画
“眸”を含む語句
双眸
眼眸
眸子
黒眸
一眸
明眸
明眸皓歯
眸中
星眸
眸底
皓歯明眸
眸瞼
丹唇明眸
雙眸
開眸
金眸
美眸
緑髪黒眸
展眸
眸鼻
...