トップ
>
画像
>
ぐわざう
ふりがな文庫
“
画像
(
ぐわざう
)” の例文
旧字:
畫像
内陣には
御主
(
おんあるじ
)
耶蘇
(
ヤソ
)
基督
(
キリスト
)
の
画像
(
ぐわざう
)
の前に、
蝋燭
(
らふそく
)
の火が
煤
(
くす
)
ぶりながらともつてゐる。うるがんはその前に悪魔をひき据ゑて、
何故
(
なぜ
)
それが姫君の輿の上に乗つてゐたか、厳しく
仔細
(
しさい
)
を問ひただした。
悪魔
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
読
(
よ
)
む
人々
(
ひと/″\
)
も、
恁
(
か
)
くては
筋骨
(
きんこつ
)
の
逞
(
たくま
)
しく、
膝節
(
ひざぶし
)
手
(
て
)
ふしもふしくれ
立
(
だ
)
ちたる、がんまの
娘
(
むすめ
)
を
想像
(
さうざう
)
せずや。
知
(
し
)
らず、
此
(
こ
)
の
方
(
かた
)
は
或
(
あるひ
)
は
画像
(
ぐわざう
)
などにて、
南谿
(
なんけい
)
が
目
(
ま
)
のあたり
見
(
み
)
て
写
(
うつ
)
し
置
(
お
)
ける
木像
(
もくざう
)
とは
違
(
たが
)
へるならむか。
甲冑堂
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
しかしその
命日毎
(
めいにちごと
)
に酒を
供
(
そな
)
へる
画像
(
ぐわざう
)
を見れば、
黒羽二重
(
くろはぶたへ
)
の
紋服
(
もんぷく
)
を着た、
何処
(
どこ
)
か
一徹
(
いつてつ
)
らしい老人である。祖父は俳諧を好んでゐたらしい。現に古い
手控
(
てびか
)
への中にはこんな句も幾つか書きとめてある。
わが散文詩
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“画像”の意味
《名詞》
画像(がぞう)
絵に描かれた人物の姿。
スクリーンやモニターなどの光学機器または電子機器が映し出す絵。
(出典:Wiktionary)
“画像”の解説
画像(がぞう)とは、事象を視覚的に媒体に定着させたもので、そこから発展した文字は含まない(例:文字と画像、書画)。定着される媒体は主に2次元平面の紙であるが、金属、石、木、竹、布、樹脂や、モニター・プロジェクター等の出力装置がある。また、3次元の貼り絵、ホログラフィー等も含まれる。
(出典:Wikipedia)
画
常用漢字
小2
部首:⽥
8画
像
常用漢字
小5
部首:⼈
14画
“画”で始まる語句
画
画家
画工
画布
画策
画餅
画師
画筆
画帖
画舫