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球突
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たまつき
ふりがな文庫
“
球突
(
たまつき
)” の例文
カチインと
絶
(
た
)
※ず
聞
(
きこ
)
※てくる
球突
(
たまつき
)
の
球
(
たま
)
の
響
(
ひゞ
)
きはさういふ
塲面
(
ばめん
)
の
空氣
(
くうき
)
と
對應
(
たいおう
)
して、いかにも
感
(
かん
)
じの美しい、何ともいへない舞
台
(
たい
)
効果
(
こうくわ
)
をなしてゐる。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
夜に
入
(
い
)
りては「レローイ」
珈琲館
(
かひいかん
)
と云えるに行き
球
(
たま
)
や
歌牌
(
かるた
)
の勝負を楽むが
捨難
(
すてがた
)
き
蕩楽
(
どうらく
)
なりしが、
一夜
(
あるよ
)
夫等
(
それら
)
の楽み終りて帰り来り、
猶
(
な
)
お
球突
(
たまつき
)
の
戯
(
たわむ
)
れを想いながら眠りに
就
(
つき
)
しに
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
「こなたには面白き話一つする人なし。この様子にては
骨牌
(
カルタ
)
に
遁
(
のが
)
れ
球突
(
たまつき
)
に走るなど、
忌
(
いま
)
はしき事を見むも知られず。おん連れの方と共に、こなたへ来たまはずや。」と笑みつつ
勧
(
すす
)
むる
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
文部
(
もんぶ
)
留学生の洋画家が、昼間はカルチエル・ラタンの居酒屋と
球突
(
たまつき
)
屋で暮し、夜になつて
漸
(
やつ
)
と絵具箱を
担
(
かつ
)
ぎ出すのが多いのを見ると、蕪村にしても夜
画
(
ゑ
)
をかいたかも判らないのだから。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
處
(
ところ
)
で、
私
(
わたし
)
が
球突
(
たまつき
)
を
初
(
はじ
)
めたのは三田の
文科
(
ぶんくわ
)
の
豫科
(
よくわ
)
生だつた二十一の時で、
秋
(
あき
)
に
例
(
れい
)
のやうにからだを
惡
(
わる
)
くして
伊豆
(
いづ
)
山の
相模屋旅館
(
さがみやりよくわん
)
に一月ほどを
暮
(
くら
)
したが
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
▼ もっと見る
私
(
わたし
)
の
狹
(
せま
)
い
知識
(
ちしき
)
の
範圍
(
はんい
)
では、
戯曲
(
ぎきよく
)
に
球突
(
たまつき
)
の
球
(
たま
)
の
響
(
ひゞ
)
きなどを
用
(
もち
)
ゐたのはひとりチエエホフあるのみのやうである。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
球
常用漢字
小3
部首:⽟
11画
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
“球突”で始まる語句
球突台
球突塲
球突場
球突語