“文科”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶんくわ66.7%
ぶんか33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところで、わたし球突たまつきはじめたのは三田の文科ぶんくわ豫科よくわ生だつた二十一の時で、あきれいのやうにからだをわるくして伊豆いづ山の相模屋旅館さがみやりよくわんに一月ほどをくらしたが
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
三田の文科ぶんくわ生になつてからは、さすがに寫眞熱しやしんねつもさめてしまつたが、りよ行の時だけは、もうなりふるびた上に舊式きうしきになつたその寫眞器しやしんきを相かはらず伴侶はんりよにしてゐた。
その中では近藤こんどうと云う独逸ドイツ文科ぶんかの学生と、花房はなぶさと云う仏蘭西フランス文科の学生とが、特に俊助の注意をいた人物だった。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)