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捨難
ふりがな文庫
“捨難”の読み方と例文
読み方
割合
すてがた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すてがた
(逆引き)
夜に
入
(
い
)
りては「レローイ」
珈琲館
(
かひいかん
)
と云えるに行き
球
(
たま
)
や
歌牌
(
かるた
)
の勝負を楽むが
捨難
(
すてがた
)
き
蕩楽
(
どうらく
)
なりしが、
一夜
(
あるよ
)
夫等
(
それら
)
の楽み終りて帰り来り、
猶
(
な
)
お
球突
(
たまつき
)
の
戯
(
たわむ
)
れを想いながら眠りに
就
(
つき
)
しに
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
千々岩
(
ちぢわ
)
灘に添う十五里の沿岸道路は、平坦な道の
少
(
すくな
)
い代り、風景の
捨難
(
すてがた
)
いところが多く、退屈を覚えない。
江
(
え
)
の
浦
(
うら
)
辺りから海が見え出し、海上にはいくつかの小島も見え、無数の漁船も見える。
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
彼岸
(
かのきし
)
の人と聞くつらさ、何年の苦労一トつは国の
為
(
ため
)
なれど、一トつは
色紙
(
しきし
)
のあたった
小袖
(
こそで
)
着て、
塗
(
ぬり
)
の
剥
(
はげ
)
た大小さした見所もなき我を思い込んで女の
捨難
(
すてがた
)
き
外見
(
みえ
)
を捨て、
譏
(
そしり
)
を
関
(
かま
)
わず
危
(
あやう
)
きを
厭
(
いと
)
わず
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
捨難(すてがた)の例文をもっと
(3作品)
見る
捨
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
難
常用漢字
小6
部首:⾫
18画
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捨
捨鉢
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捨台詞
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被仰出折柄難捨置
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