すむ)” の例文
新字:
取りてまたたのしむべしうへ此方の仕向しむけによりむこの方より出てゆくときかねかへさずにすむ仕方しかたは如何ほども有べしとおつねちう八の惡巧わるだくみにて種々しゆ/″\に言なしつひに又七を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
もて身の營業なりはひとなすものがいかで左樣な惡き事に荷擔かたん致してすむ可きかは此御賢察ごけんさつこひねがふと口には立派りつぱに言物からこゝろの中には密計みつけいの早くもあらはれ夫ゆゑに弟は最期さいご
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
何だやかましい贅言たはごと云ずと此おれを叔父だとぬかせばすむ事だとのゝしる聲の耳にいり九郎兵衞は不※目をさまし猶も樣子を打聞うちきくわびる一人の女の聲扨は我今ねぶりし中惡物わるもの共がお里を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)