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潮風
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しほかぜ
ふりがな文庫
“
潮風
(
しほかぜ
)” の例文
海岸
(
かいがん
)
には、
枝
(
えだ
)
ぶりのうつくしいくろまつがつらなり
生
(
は
)
えたりしてゐます。
同
(
おな
)
じ
松
(
まつ
)
でもあかまつは
山
(
やま
)
に
適
(
てき
)
してゐますが、くろまつは
潮風
(
しほかぜ
)
に
最
(
もつと
)
も
強
(
つよ
)
い
木
(
き
)
です。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
は
私
(
わたくし
)
の
顏
(
かほ
)
を
見詰
(
みつ
)
めて『おや/\、
叔父
(
おぢ
)
さんは
何時
(
いつ
)
の
間
(
ま
)
にか、
黒奴
(
くろんぼ
)
になつてしまつてよ。』と
自分
(
じぶん
)
の
顏
(
かほ
)
は
自分
(
じぶん
)
には
見
(
み
)
えず、
昨日
(
きのふ
)
の
美少年
(
びせうねん
)
も、
今
(
いま
)
は
日
(
ひ
)
に
燒
(
や
)
け、
潮風
(
しほかぜ
)
に
吹
(
ふ
)
かれて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
この
帶
(
たい
)
の
樹木
(
じゆもく
)
は、
櫧帶
(
かしたい
)
といふほどかし、しひ
等
(
など
)
の
常緑濶葉樹
(
じようりよくかつようじゆ
)
がおもにそだち、
海岸
(
かいがん
)
の
潮風
(
しほかぜ
)
の
強
(
つよ
)
い
砂地
(
すなじ
)
には、よくくろまつが
生
(
は
)
え、
南部
(
なんぶ
)
にはくすのきが
多
(
おほ
)
く
生
(
は
)
えて
暖國的
(
だんこくてき
)
な
氣分
(
きぶん
)
をたゞよはせてゐます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
“潮風”の解説
潮風(しおかぜ)とは、海岸付近において、潮の満ち引きによる海水の流れがある時に吹く風のうち、海から陸の方向へ吹くものを指す。
塩風の影響により、海水が吹き上げられて波飛沫となり、内陸部奥深くまで運ばれ、海岸線からやや離れた地域にまで塩害が発生することがある。これを避けるために植栽されるのが防潮林である。
(出典:Wikipedia)
潮
常用漢字
小6
部首:⽔
15画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“潮”で始まる語句
潮
潮来
潮騒
潮時
潮水
潮來
潮吹
潮干
潮汐
潮漚