潮風しほかぜ)” の例文
海岸かいがんには、えだぶりのうつくしいくろまつがつらなりえたりしてゐます。おなまつでもあかまつはやまてきしてゐますが、くろまつは潮風しほかぜもつとつよです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
日出雄少年ひでをせうねんわたくしかほ見詰みつめて『おや/\、叔父おぢさんは何時いつにか、黒奴くろんぼになつてしまつてよ。』と自分じぶんかほ自分じぶんにはえず、昨日きのふ美少年びせうねんも、いまけ、潮風しほかぜかれて
このたい樹木じゆもくは、櫧帶かしたいといふほどかし、しひなど常緑濶葉樹じようりよくかつようじゆがおもにそだち、海岸かいがん潮風しほかぜつよ砂地すなじには、よくくろまつがえ、南部なんぶにはくすのきがおほえて暖國的だんこくてき氣分きぶんをたゞよはせてゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)