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流山
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ながれやま
ふりがな文庫
“
流山
(
ながれやま
)” の例文
只今の
川蒸汽
(
かわじょうき
)
とは違い、
埓
(
らち
)
が明きません。市川、
流山
(
ながれやま
)
、
野田
(
のだ
)
、
宝珠花
(
ほうしゅばな
)
と、船を附けて、
関宿
(
せきやど
)
へまいり、船を止めました。
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
先ず
香取
(
かとり
)
鹿島
(
かしま
)
及び
息栖
(
いきす
)
の三社、それに
流山
(
ながれやま
)
在の
諏訪
(
すわ
)
の宮、常陸は阿波村の大杉明神、
立木村
(
たつきむら
)
の
蛟𧍑
(
みずち
)
神社、それ等の神々に詣で、身も心も二つながら清めて、霊剣一通り振り納め
死剣と生縄
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
渋江氏の一行は本所二つ目橋の
畔
(
ほとり
)
から
高瀬舟
(
たかせぶね
)
に乗って、
竪川
(
たてかわ
)
を
漕
(
こ
)
がせ、
中川
(
なかがわ
)
より
利根川
(
とねがわ
)
に
出
(
い
)
で、
流山
(
ながれやま
)
、
柴又
(
しばまた
)
等を経て
小山
(
おやま
)
に
著
(
つ
)
いた。江戸を
距
(
さ
)
ること
僅
(
わずか
)
に二十一里の路に五日を
費
(
ついや
)
した。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
アンポンタンは成長するにしたがい
家内
(
いえ
)
のなかの異端者としてみられていたから、どうする事も出来ないで、抱えの時分、
流山
(
ながれやま
)
みりん瓶入の
贈物
(
つかいもの
)
をもってくる彼女の背中を目で撫ていたが
旧聞日本橋:13 お墓のすげかえ
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
名主どんも有る村だから、名主どんへ届けて、お役人さまの手を借りてお探しなせえって、それから
毎日
(
めえにち
)
松戸
流山
(
ながれやま
)
から
小金
(
こがね
)
ッ
原
(
ぱら
)
まで探しちゃア
帰
(
けえ
)
って来て、知んねえっては泣くだよ
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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あの
伊勢茂
(
いせも
)
さんへ、番頭さんに言付けられてお使にいったら、伊勢茂の番頭さんは誠に親切な人で、お前は酒を飲まないから
味淋
(
みりん
)
がいゝ、丁度
流山
(
ながれやま
)
ので甘いからお
飲
(
あが
)
りでないかと云われて
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と此の勘次と云う奴は
流山
(
ながれやま
)
無宿
(
むしゅく
)
の
悪漢
(
わるいやつ
)
でございますから
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“流”で始まる語句
流行
流
流石
流眄
流暢
流布
流行唄
流浪
流転
流連